概要 SSTP プロトコル通信をソケットではなくウインドウメッセージで行うアプローチが Direct SSTP です。Direct SSTP にはより単純で高速な通信が行えるというコスト的な利点のほか、ローカルマシン上で複数のサーバを共存させることが容易(=ゴースト同士が会話しやすい)という大きな利点があります。 Direct SSTP は単なる通信手段であり、プロトコルそのものとは関係ありません。SSTP プロトコル自体の仕様については SSTP プロトコル の文書を参照して下さい。 |
仕様 wm_copydata でデータの受け渡しを行います。以下のプロトコルで Direct SSTP サーバにリクエストを行って下さい。Direct SSTP サーバはリクエストに応じた処理をした後 HWnd ヘッダで指定されたウインドウハンドルに対し同じフォーマットでレスポンスを返します。 dwData = 9801 cbData = リクエストヘッダの長さ lpData = リクエストヘッダ文字列を指すポインタ SEND SSTP/1.4 Sender: カードキャプター Script: \h\s0あーあーあー。\e HWnd: 1024 Charset: Shift_JIS リクエストヘッダの仕様は SSTP と全く同じですが、リクエストの種類に関わらず HWnd ヘッダが必須であることに注意して下さい。Direct SSTP 通信において HWnd のないリクエストは全て Bad Request と見なされます。 |
ウインドウハンドル取得方法 filemapping object "Sakura" からデータを取得することで確実にウインドウハンドルを取得できます。メモリオブジェクトの文書を参照して下さい。 |
戻る |